愛するあなたに贈る 和やか愛言葉 92/124 「ギフト」
ギフト
宮嶋家では、
家族が揃うとトランプをする。
みんなのお誕生日、お正月、ゴールデンウィーク、お盆、クリスマス。。。
娘たちは、もう27才と22才だけど、
今も付き合ってくれる。
なぜなら、
わたしが家族でトランプをすることが、大好きだから
といっても、
七並べと、ババ抜きを
繰り返すだけ。
たまに、
ウスノロバカ
これは、流血騒ぎになるほど
エキサイトする(≧∇≦)
わたしが好きなのは、七並べ
『何がやりたいの?』
と、聞いてくれたら、
七並べと答える
先日の私の誕生日も、
一日の終わりに
トランプをリクエスト
七並べをしてもらったけれど、
何度やっても
下手で勝てない
でも
楽しくて嬉しくて楽しい
止めた、だの、止めて無いだの、
ジョーカーを早く回して、だの、
飽きもせずに、盛り上がる
だんなさまと、次女が、
先にドボンして、
下手なわたしにも
勝てるチャンスが巡ってきた
次女がわたしの手札を見て、
長女の枚数とパスの数を見て、
『ダメだ、お姉ちゃんの勝ちだ』
と、言うけれど、
わたしは想定できなくて、
諦めずにやり続けていたら
次女『・・・そうだね。
お姉ちゃん優しいから、
パスしてくれるかもしれないもんね。』
長女『・・・しょうがないな〜
・・・パス』
と、わたしを勝たせてくれた
大笑いするわたしを見て、
『嬉しい?』
『うん、嬉しい』
娘たちも嬉しそうな満面の笑顔
わたしは、
娘たちに勝たせてもらう
ダメな自分がおかしくて、
大笑いしながら、
・・・涙が出た。
わたしの小さかった娘たちは、
いつの間にこんなに
大人になったんだろう。
わたしより賢く、優しくなって、
今は立ち場が逆転して、
かばわれたり、
かわいがられたり。。。
歩道を歩く時、
車道側はわたしの場所だったのに、
今は娘たちが、
わたしを守る。
ありがたいこと
でも、
ちょっと
サビシイ。。。
夢だった仲良し家族
きっと、
娘たちに遊んでもらいながら、
わたしの心の中にいる幼い子どもが
癒されていくんだね。
過去に得られなかったもの、
憧れたことは、
いつかギフトになる。
過去の淋しさは、
今のギフト。
今の淋しさも、
未来へのギフト。
いつか娘たちにも愛する男性ができて、結婚し、子どもが生まれた時、
トランプをする家族になるかしら。
。。
持っているものは、憧れない。
憧れなければ、持ちたいとは思わないかもしれない。
だから、
わたしは、
過去に持っていなくて良かった
今、
家族でトランプをすることが、
こんなにも
楽しくて嬉しくて幸せだと
感じられるんだから。
これも、
両親が与えてくれたギフト
ありがとう
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