愛するあなたに贈る 和やか愛言葉 59/124 「我が家の賢者の贈り物」
我が家の賢者の贈り物
オー・ヘンリー作
【賢者の贈り物】
若くて仲の良いカップルが、
クリスマスの日に
愛するパートナーにプレゼントがしたいけれど、お金が無くて。。。
考えたあげく
妻は
大切な美しい髪を売って
夫の素晴らしい時計に似合う
鎖を買った。
夫は
大切な素晴らしい時計を売って
妻の美しい髪に似合う
櫛を買った。
この物語の最後に
こう書かれている。
贈り物をやりとりするすべての人の中で、
この二人のような人たちこそ、最も賢い人たちなのです。
世界中のどこであっても、このような人たちが最高の賢者なのです
自分の宝物を
相手に捧げる
美しい愛の物語。
でも、
あなたの感想は
『わかるけど・・・
髪を切らなくてもいいのに』
あなたの気持ちは、
たぶんこんな感じね。
《自分のために、時計の鎖はいらない。
素晴らしい櫛を渡した時に
有頂天になって
大喜びする
笑顔の妻が見たくて、
妻を喜ばせたくて
それをすごく楽しみにして
時計を売ったんだから
笑顔が見れて
喜んだら
それで報われるのに、
大好きな 大事な髪を
勝手に売ってしまうなんて
残念でたまらない》
『愛している』
と、言われるより
『愛してくれてありがとう』
が、嬉しいあなただから。
でもね。
この奥さんを
ゆるしてあげて。
奥さんだって、
だんなさまを喜ばせたかった。
喜ぶ顔が見たかったのよ。
でも、いいわ。
我が家は、
喜ばせ上手と喜び上手で
根底に流れるものは、同じ。
相手が喜ぶことをする
だから。
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