愛しいみなさまに贈る 和やか愛言葉 110/124 「愛さずにはいられない理由」
愛さずにはいられない理由
人は、いつか死んでしまう。。。
若くても、
良い人でも、
素敵な夢に生きていても、
この世界に必要な人でも、
関係無く。。。
今生きているけれど、
次の瞬間
死んでしまうかもしれない可能性と、隣り合わせだと知っている。
死ぬことへの
計り知れない恐れや不安。
それなのに、
なぜ、
生まれてくることを選んだのかしら。。。
どれだけ愛しくても、
ペットは、たいていの場合、
先に死んでしまう。
子どもは、たいていの場合、
遺して逝かなくてはならない。
愛しくて愛しくてたまらない人に出逢う。
永遠に一緒にいたいと願い、
どれだけ仲睦まじくしていても、
いつか遺されてしまう。
いつか遺して逝かなければならない。
いずれお別れする日が
必ず来るのに、
人はなぜ、
愛さずにはいられないのかしら。
別れることへの
耐え難い哀しみや淋しさ。
それでも、なお、
愛することを選ぶのは、
きっとそれこそが
生きることだから。
私を生かすことだから。
生きている実感。
生きた証。
愛する時、
生の意味を感じられる。
いずれ失っても
今この瞬間の愛の煌めきに
愛したものの中に
永遠にわたしは生き、
生かされる。
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