愛するあなたに贈る 和やか愛言葉 21/124 「愛しい痕」

🌸愛しい痕🌸
日焼け防止のため、
首に白いストールを巻いていたら
『まだそんなに、痕、目立ったっけ?』と、
あなたが聞いてくれた。
『ううん、もう全然目立たないよ。
これは日焼け対策。』
『そっか、良かったな。』
2005年に受けた甲状腺ガン摘出手術の際に、
首に数センチの手術痕ができた。
それより前、
2000年と2004年に
開腹手術をした私のお腹は、
ケロイド体質ということもあって、長く太くミニクイ痕ができていた。
だから、
もし首にこんな痕が残ったら、と思うと、
すごく悲しくて。。。
私は、同じ大学病院内の形成外科の先生を
紹介していただいた。
ホンの数センチの傷痕を気にしていることが申し訳ないような、
大変な状態の患者さんばかりがいらっしゃる中で、
恐縮する私に
紳士のような部長先生が、
『大丈夫。綺麗になりますよ。』
と、にっこり笑いながら
力強く太鼓判を押してくれた。
あの時の、
ホッとした気持ち、
喜び、安心は一生忘れない!
私の人生において
【理想の医師】といえば、
あの先生。
一番大切な🍀安心🍀をくれたから✨
しばらく通う中で、
本当に綺麗に
【シワの一つ】になった😊👍
でもあの頃、
ふだんはあまりしない
スカーフやストールをずっとしていた。
だからあなたは、
もう9年も前のことなのに、
ストールをしているわたしを見て、
あの頃のわたしを
ふと思い出したのね。
あの頃 あなたも、
わたしの傷痕のこと
気にしてくれていたの?
わたしの傷痕が綺麗に治ったのは、
先生のおかげって
思っていたけれど、
綺麗に治るように
と願っていてくれた、
あなたのおかげも
あったのかもしれないね🍀
🌸他より少し深いこのシワが、

急に愛しくなりました🌸

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