愛するあなたに贈る 和やか愛言葉 74/124 「梨」


74回目の愛言葉にかけて^_−☆
食後に果物をいただくことは、あまりしないあなた。
でも、



夏の旬の時期は、
毎日でも食卓に上る。
27年前、長女を妊娠中、
予定日を2週間過ぎても
お徴がなく・・・
仕方なく
陣痛促進剤を使っての
計画分娩、となった。
点滴を打つと、
すぐに陣痛がやってきたけれど、なかなか進まない。
痛がるわたしに、
あなたは
どうしたらいいのかわからず、オロオロするばかり。。。
そして、
一旦家に帰ったかと思ったら、

持ってきてくれた

ぶきような感じだけど、
ちゃんと一口サイズに切って
ラップにくるんで
タッパーにいれて
持って来てくれて


嬉しかった。
美味しかった。



赤ちゃんの名前の音は、


に決まっていた。
わたしは学生時代


と呼ばれていて、
お腹の赤ちゃんに


と呼びかけていて、


気に入っていて、
後は、
漢字を当てはめるだけ。。。
あなたが
梨をむいて持って来てくれて、
(あなたが梨を好きだから)
元々候補にあった




娘の名前の文字は、



そして、
四年後に生まれた次女は



今年の夏も
我が家の食卓を
甘く瑞々しい幸水が
何度も彩った。
娘たちも
幸水が大好きだから。
毎年毎年、
幸水がスーパーに並ぶ季節になると、
嬉しい想い出がよみがえり、
嬉しそうに
美味しそうに
食べるあなたを
想像しながら
いそいそと買って、
その年の初物は、
先ずあなたに。
ずっと、ずっと
この先何十年も
続けていきたい
我が家の幸せの風物詩




ところで、
『あなたは、いつから梨が好きになったの?』
『【わらしべ長者】を、読んだ時から』



『それ、蜜柑、だから・・・』
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