愛するあなたに贈る 和やか愛言葉 52/124 「奇跡の授かりもの」
奇跡の授かりもの
理想に燃える
社会人1年生の時に、
思いがけず、
あなたを授かった。
授かり婚
という言葉はまだ無く、
できちゃった婚、
と言われた。
わたしも
困った。
できちゃった。
って思った。
だって
人生設計に
無かった。
23歳のわたしは
自分本位で
あまりにも子どもだったから。
でも
計画を大幅に変更して
仕事を辞めて
あなたを待った。
計画通りでは無かったけれど、
お腹の中で
徐々に大きくなるあなたに
いい子ちゃん
と、名付けて
お腹をなでなでしながら
愛しい気持ちをつのらせて
会える日を楽しみに待った。
なかなか生まれる気になってくれなかった
のんびりやのあなた。
ようやく対面したあなたは、
お父さんそっくり。
真っ直ぐにわたしを見つめる
つぶらな瞳に
なぜか
全てを見透かされるような気がして ドギマギした。
自分の子
というより
預かりもの
のような
神聖な気持ちがした。
あなたは赤ちゃんなのに、
わたしより
大人な気がしたから。
あなたに
少しずつ大人に育ててもらった。
自分より
大切なものができて、
自分のことより
優先できるようになった。
わたしにも
無償の愛があるってわかって、嬉しかった。
わたしじゃなきゃダメって
あなたが求めてくれたおかげで
自分の存在価値を
高めてもらえた。
小学生の頃から
今も、
あなたの夢は作家。
それは、わたしの夢だった。
あなたに話したことは無いのに。
わたしを本好きにしたのは、
あなたのおじいちゃん。
あなたを本好きにしたのは
わたし。
親娘の縁は、
夢を叶えるサポートチームなんだね。
心から応援してるよ。
今日、
小出朋子さんの講話を聴いて、
あなたを
授かったんだ
って、あらためて思った。
当たり前じゃなく
奇跡が起きたんだって。
あなたは
ありがたい
ありがたい
奇跡
あの頃、残業続きで
体調不良になっていたわたしを、
笑顔にしよう
幸せにしたい
って思って
来てくれたんだね。
ごめんね。
最初に
嬉しいって
思ってあげられなくて。
ごめんなさい。
あなたを授かって
本当に幸せ。
すごく愛おしい。
あなたがわたしを
笑顔にしてくれたように
幸せにしてくれたように
わたしはあなたを
笑顔にしたかしら?
幸せにできているかしら?
あなたから
もらったものの方が
多い気がする。
やっぱり
ダメなお母さんだけど
これからも
たくさん笑って
幸せな時間を一緒に過ごそうね。
あなたが
嫁ぐ日まで。。。
あ〜ん、泣けてくる。。。
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