愛するあなたに贈る 和やか愛言葉 33/124 「また一緒に行こうね」
また一緒に行こうね
昨夜、仕事から帰ってきた次女の夕食のお世話をしていたわたしに、
『奈良ホテルのことをやってるぞ』と、大きな声であなたが教えてくれた。
【美の巨人たち】という番組で、
奈良ホテルが取り上げられていた。
数年前、二人で泊まったね
・・・その頃、
親しくしていたスピリチュアルな友人が、
わたしの今世に縁の深い前世として、
1000年以上前に
春日大社の神職者だった頃の
エピソードを話してくれた時、
『これは確かにわたしだ』
と、その時代の感情までリアルに感じて、涙が止まらなかった。
その不思議な体験から、
春日大社にお詣りに行きたい
そう思って家に帰ってきたら、
あなたが突然、
『明日、どこかに連れてってやろうか?』と
お誕生日でも
結婚記念日でも無くて
二人で泊りに行くことなんて
ほとんど無いのに
急に言ってくれて
即座に
『奈良に行きたい』と。
昔から計画性の無いわたしたち。
明日の夜泊まるホテルを
ネットで検索していたら
奈良ホテルを発見。
満室だったのに
なぜか奈良ホテル以外考えられなくて、
明け方まであちこち探し続けていたら、一室空いた
今にも雨が落ちてきそうなお天気だったけれど、
上機嫌で出発
スムーズに、春日大社に到着。
朱赤と緑のコントラストが美しい回廊。
御本殿をお参りし
たくさんの社を巡っていたら
ものすごい雨が降ってきて
まるで龍が躍るが如く
道が滝のようになり
歩くこともできずに
しばらく佇んでいたね。
それなのに、
参拝を終えて出たら、
すぐに雨は上がって。。。
(後日彼女に聴いたら
『ようこそ って、お迎えしていただきましたね^_−☆』
ということだったみたい。)
100年の歴史のある奈良ホテル。
西の迎賓館として、
外国の著名人も数多く泊まられたとか。
赤い絨毯が敷かれた
あの大きな階段。
随所に感じられる
奈良そのもののようなこのホテルは
懐かしいような感覚すらあって、
居心地最高だった。
『楽しかったね。
あの時、なぜ急に連れてってくれたの?』
『さぁ〜。
オレはおまえがして欲しいことは、何でもしてやりたいと、いつも思ってるよ。』
『また、奈良ホテルに泊りに連れてって』
『行かない』
・・・何のこっちゃ・・・
でも、
春日大社と奈良ホテルが、
また、私たちを呼んでくれている気がするよ^_−☆
あなたは、
神社巡りなんて
全く興味・関心は無いのに
今年は
出雲大社も
連れて行ってくれて
ありがとうね。
神社に一緒に参拝すると、
縁が深まる気がするの。
また一緒に行こうね
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