愛するあなたに贈る 和やか愛言葉 24/124「 ユウちゃんが 教えてくれたこと」
ユウちゃんが教えてくれたこと
今は亡き
お隣りの家の
わんこのユウちゃん
ご飯やおやつをあげたことは
一度も無い。
お散歩に連れていってあげたことも
一度も無い。
ただ、通りすがりに
『ユウちゃん』
と、声をかけたり
たまに、
撫でさせてもらったりするだけ。
でも、ユウちゃんは、
わたしたちの顔を見ると
いつも、
嬉しくて嬉しくてたまらないって顔をして
ちぎれんばかりにしっぽを振って
チェーンが短くて
そばに行けないのが切なそうに
くぅ〜んくぅ〜んと
鳴きながら
前脚を宙に浮かせて
一生懸命
走り寄ろうとしてくれた。
そんなユウちゃんが
愛しくて
可愛くて。
ユウちゃんを見ていて
ある日
わかったの。
わたしたちが、
なぜ、生まれてきたのか。
わたしたちはきっと、
愛するために 生まれてきた
愛することが嬉しくて
愛することが楽しくて
愛することが幸せで
そして、
愛される。
愛されなくても
愛し続ける。
どうやって愛するか
どうしたら愛されるか
ユウちゃんが教えてくれた。
顔が見れただけで
声をかけられただけで
身体を撫でられただけで
何であんなに
嬉しそうな笑顔を見せて
喜んでくれたの?
わんこってすごいね。
無条件の愛を
教えてくれてありがとう。
ユウちゃんが、懐かしい。
お盆だから
ユウちゃんもかえってきてたかな〜。
ユウちゃん。
わたしも
愛することの幸せ、
わかってきたような
気がするよ。
わたしにも
しっぽがあったら
あなたにもっと
愛が伝わるかしら?
・・・
ない方がいいかも、ね
コメント
この記事へのコメントはありません。
この記事へのトラックバックはありません。